社会福祉体験を行いました

先週1.2時間目のLHRとCosmoの時間を使って、1年生を対象に社会福祉体験を行いました。

生徒は事前に車椅子、ガイドヘルプ（視覚障害者）、高齢者体験の中から自身が体験したいものを1つ選んでもらい、港区の社会福祉施設の職員さんから車椅子の使い方や視覚障害を持つ人たちへのガイドの仕方を教わり、体育館や校舎内の階段などを使って彼らの世界を体験しました。

体験した生徒たちからは”階段ってこんなに怖かったっけ”、”こっちとかじゃなくてきちんと指示してくれないとわからないよ”といった声が聞こえました。

2時間目は聴覚障害を持つ方に講話を行っていただきました。生徒は聴覚障害とはそもそも何なのか、こうした人たちが日々の生活で困っていることなど、講師の方の話に熱心に耳を傾けて聞いていました。その後、講師の方のレクチャーのもと、「芝国際中学校高等学校」、「ありがとう」、「国語・算数・理科・社会・体育・音楽」、「東京」といった身近な単語の手話を習いました。手話の動きはそれぞれの単語とリンクしているものも多く、とても興味深かったです。

車椅子や視覚障害を持つ人と違って、見た目は私たちと変わらない人たちに対してどう関わっていくべきか。多様化が進む現代社会を生きる生徒たちに今回の体験や講話で感じたことを活かしていってほしいです。