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芝国際中学校・高等学校
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オーガニックSHIBATAプロジェクトでの学びを報告します!

本校の有志の生徒8名が、新潟県新発田市が企画する「オーガニックSHIBATAプロジェクト」へ2年連続で参加しました。東京の消費者の目線から、「新発田オーガニック米のブランド化」へのアプローチを6次産業(農業・加工業・マーケティング)の観点で模索します。
1泊2日の現地フィールドワークのうち、1日目は講義を通してプロジェクトの概要やスマート農業について学び、普通米とオーガニック米の田んぼを比較しながら見学しました。
2日目は、堆肥を作成する「加治川有機資源センター」などに訪問し、堆肥の製造過程を学ぶとともに、新発田市の農業における課題と「新発田米のブランド化」の必要性を再認識しました。
今後は、9月13(土)・14(日)に行われる文化祭での発表、外部シンポジウムなどを通して、サステナブルな農業を実現するために探究を続けていきます。

参加生徒の感想

 今回の新発田プロジェクトでは、自分の想定していたものを遥かに越える、とても充実して学びに溢れた時間を過ごすことが出来ました。無農薬で米を育てる難しさについては、実際に農家の方々から話を聞き、理解を深める事が出来ました。
 その中でも特に、雑草の管理が課題であり、農薬に頼らずに自然の力で雑草を撲滅することの大変さやエンジニアの方々の工夫の仕方がとても印象的でした。また、堆肥の使用が土壌の健康を保つために不可欠であることや、堆肥の製法にもとても力を入れている事、更には地理的な観点から見た新発田市の”農業と畜産の両立”という素晴らしい利点を知り、地球と調和した農業の在り方に感動しました。さらに、栽培に使用する水の質にもこだわりを持たれていたことから、オーガニック米は勿論、お米の生産にはとても多くの努力と時間がかかっていることを痛感させられました。
 その他にも農家側の負担を軽減するためのドローンなどの研究も進められていることを知り、持続可能な農業の実現に向けて、自分でも元々視野に入れていなかったマーケティング以外の視点でも、解決方法を考える事が出来ました。このプロジェクトを通じて、オーガニック農業への理解が深まり、今後の進路や環境問題について考える良いきっかけとなりました。是非また参加したいです。

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