Academia forest

芝国際の玄関前は、外の世界との境界線を曖昧にするような庭園が設けられており、一年を通して四季折々の花が楽します。その名はアカデメイアの森。設計は庭園デザイナーの石原和幸氏（ご紹介はコチラ）です。
「アカデメイアの森」とは、プラトンと青年たちの学びの場で、のちにアカデミーの語源となったと言われています。
芝国際の生徒にも、この庭園デザインのように、境界線を打ち消して欲しいと願っています。隣人との価値観の壁、社会における既成概念の壁、国境にまつわるすべての壁。これらを壊して、自らと周りの人、そして地球全体が幸せになれる世界をつくり出して欲しいと思います。
母校の庭のどこかでいつも花が咲くように、世界のどこかで、芝国際の卒業生に輝いていていて欲しい。そんな思いのこもった港区芝の森で、多くの人に、素敵な出会いを手にして貰いたいと思います。

先日、庭園のネームプレートが設置されました。受験生のみなさんも、試験当日に少し草木を眺めてみてください。少しだけ、緊張をやわらげてくれるかもしれません。
入試まであと少し、お体に気をつけてお過ごしください。